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来年オールシーズンタイヤ参入


横浜ゴムは国内でオールシーズンタイヤ市場に本格参入すると発表した。来年1月9日から乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」を販売開始する。発売サイズは14~19インチの全19サイズで、価格はオープン。

 オールシーズンタイヤは、ドライ・ウェット路面から雪道まで四季を通じて様々な路面状況に対応して気温に左右されない走行が可能。年間を通じて使用できるため、突然の降雪にも対応できるほか、シーズン毎のタイヤ交換が不要になるためユーザーの利便性が向上する。また、使用しないタイヤの保管場所が不要になるという利点もある。同社は国内市場ではオールシーズンタイヤを一部地域でテスト販売してきたが、来年から全国展開する。

 「BluEarth-4S AW21」は優れた雪上性能とウェット性能を両立するとともに、ドライ性能および耐摩耗性能を確保していることが特徴。センター部から左右斜め方向に広がるV字ダイバージェントグルーブの方向性パターンを取り入れることで、ウェット路面での排水性を高めたほか、交差するクロスグルーブが雪上性能に貢献する。また、接地面積の確保に有効な幅広トレッドや大型ショルダーブロックによってドライ路面でのパフォーマンスを向上させて操縦安定性を高めた。

 コンパウンドにはシリカを配合してウェット性能の向上を図ったほか、末端変性ポリマーの配合によって雪上性能およびウェット性能を向上させている。また、サイドウォールには国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」が打刻されており、チェーン規制時でも走行可能なタイヤとして認められている。

 なお、新商品は11月4日まで開催している「第46回東京モーターショー2019」で展示している。

関連:横浜ゴム ウィンタータイヤ開発の現場 性能No.1へ向けた挑戦

都内で走るだけの人にとってはとても需要があるかもしれませんね。

耐摩耗性と静粛性がどの程度なのか気になります。


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