
梅雨入りですね!
今年も梅雨の時期がやって参りました。現在、横浜ゴムではタイヤの国内ラベリング制度において最高グレードのウェットグリップ性能「a」 を取得したタイヤが300サイズ以上となった。なぜ横浜ゴムはウェットグリップ性能「a」にこだわるのか。横浜ゴムは伝統的にウェットグリップ性能に強いこだわりを持ってタイヤ作りをしてきた。モータースポーツシーンはもちろんのこと、市販用タイヤ市場においても、横浜ゴムはウェットに強いタイヤを作り続けてきたという自負を持っている。今回は、ラベリング制度についてご紹介します。 低燃費×ウェットグリップのレベルを示すラベリング制度 そもそもラベリング制度におけるウェットグリップ性能「a」とはどんなものなのか。ご承知の方もいらっしゃると思うが、まずはウェットグリップ性能「a」、「b」、「c」という評価の基準になっている、ラベリング制度について説明したいと思います。 日本におけるタイヤラベリング制度は2010年1月から始まった。これは低燃費タイヤ普及促進に関する表示ガイドラインとして、経済産業省と国土交通省によって設置された低燃費タイヤ等